押しつけの優しさ
多忙故もうかなり時期を逸してしまったが、忘れないように書きとめよう。
そこから派生で様々なブコメ、ブログが出てきて以下のブログにはコメントもした。
私はこの方々に共感できないわけではない。
この前イラッとしたのは「夕飯にカルボナーラを作って」と依頼されて「あと5分でできるよ」と伝えたのに、全く食べる準備をしてなくて、出来上がってから準備にとりかかり、食べ始めが配膳から5分以上たったとき。料理はカルボナーラとチキンソテーだったかな。
カルボナーラは双方の好みもあり濃厚にしたため、時間がたつと固まる(ある意味出来が悪いともいえるが)
チキンソテーは皮目をパリパリに仕上げたので早めに食べ始めたい。
そんな思いもあって、その時は大変イラッとしたし、相手にもその旨伝えてもめた記憶がある。
そんな私が何を思うのかというと、「勝手にやって、勝手にキレるのはやめてほしい」である。
宇野さんは作らなければならない事情があったし、元ネタのTogetterにはそこまで書いていないので、彼ら彼女らを批判したいという意図はないのだが
よくあるのが、「一方が相手方のことを勝手におもんぱかって勝手に行動して、勝手にキレる」ということがある。
例えば、「自分のご飯作るし、相手もご飯食べるだろうし、20:00には帰ってくるって言ってたから作ろうっと」といったように相手への思いやり、やさしさで食事を作ってくれる。そして、概ね予定時間とかい離なく帰宅する日が続き、平穏な日々が流れた。。。
そんなある日、プロジェクトが炎上したのか、同僚と話が盛り上がったのか、なんかわからないが遅れて帰ることになる。帰ってくる方からすると「あー、料理あるかもなー帰ったら食べよう」くらいの気持ちでいるので、特段罪悪感もなければ連絡義務も感じていない。20:00に帰ってご飯を食べるのは約束ではなく、今までたまたま実現されていた事実であるから、「そこに約束を破る」ような概念はないのである。
一方、作って待っている側は手間をかけているので、いつの間にか「やってあげている」という気持ちになり、それが実現されなかったときに「私はいつも通り手間をかけたのに、相手方の予期せぬ都合変更のせいで手間が無駄になった」「私はこんなに手間をかけているのに、相手は私の手間をわかっていない」
いや、わかってはいるんだよ、だけど、そこには約束も何もないじゃないか。勝手に決めごとにして勝手に怒らないでくれ・・・
何てことを思う人はいるんじゃないかなー。
予断を挟んで独善的に怒るのはよくないなーと思うのでした。